昨日、初めて上海蟹を食べました。

日本にいる時、年に一度の楽しみのように、
「上海蟹の季節が来た〜!」と、
ワクワクしている人もいましたが、
私は食べてみたいという思いはあったものの、
食に溢れる東京、高級中華の蟹は後回しとなり、
今まで食べたことはありませんでした。

それが、今週頭、旦那さんが上海に出張し、
「これから上海蟹食べに行く」という連絡が。

私食べたことないのに〜!
今日私は家でテキトウご飯なのに〜!
と、食べたい熱が沸騰。

なにそれ!羨ましい!と言っていた所、
帰ってきた旦那さんの手に上海蟹がいたというわけです。

ワーイヽ(゚∀゚ヽ 三 ノ゚∀゚)ノワーイ

とりあえず、今夜は作ったカレーを食べて、
明日の夜ゆっくり食べることにしましょうか。

帰宅に合わせて作っていた夕飯を食べ、
上海蟹の調理法を検索検索…

・死んだら食べちゃダメ

喜んだのもつかの間、一気に不安が。
まだ生きてる?死なない?
今日食べなきゃダメだったんじゃないの?
などとオロオロオロオロ
(T-T )(ToT)( T-T)

せっかくサプラーイズ!って喜ばせてくれたのに、
一時は
(´◦ω◦`)チーンとなっておりました。
旦那さんゴメンナサイ。

でも、調べてみたら、
冷蔵庫に入れておけばOK!とか、
寒いと冬眠するらしいとかが分かり一安心。

ボールに入れて冷蔵庫でおやすみなさい。


度々、動いてるかな?と冷蔵庫を覗く旦那さん。
楽しそう。

翌日、蟹以外のおかずを用意して、
旦那さんの帰宅を待って、いざ調理!!!

まずは生きているかの確認。
「全員の生存を確認しました!」

次は歯ブラシで全体を洗う。
「は〜い気持ちいいでしゅね〜」

そんな風にちょっと遊びながら進めていると、
冬眠状態だった蟹さんたちがどんどん元気に。

一番元気なオスの蟹は縄抜けをして、
動き回ってしまうくらいになりました。
まぁ、元気なのはなによりです。

8匹(中国では8只)いたので、
4匹ずつ2回に分けて蒸すことにします。

蒸し方は色々ありました。
・ただ水で蒸す
・紹興酒に少し漬けてから蒸す
・ネギを敷く
・生姜をのせる

青島ビールで蒸してみたという人も!
私は長ネギの青い部分を切って敷いて、
生姜を上にのせて蒸してみました。

味噌とかがこぼれないように、仰向けにして。


蒸し上がり!(蒸し時間は約20分。)

食べ方を教えてもらいながら、
ちまちまちまちま。

慣れていないので食べ方が下手。
勿体無い食べ方をしたかもしれませんが、
初めての上海蟹、美味しかったです。

オスの方が美味しい!と思っていたら、
・メスは旧暦9月(10月)
・オスは旧暦10月(11月)
が一番美味しいと言われているそうで納得。

そして、これに合わせて買った即墨老酒と合う!


AEONの老酒売り場。

どれが良いのか分からなかったけど、
「即墨老酒」と書いてあるものを2本購入。

飲んだことないから飲み比べてみないと!
1種類じゃ味の正解が分からない!!


右側の細い方は蓋が王冠で飲みきりタイプ。
1本13.8元で安い。
温めて飲んだ方が美味しかったです。

左側の五つ星のはスクリューキャップ。
1本38元で右の倍以上の価格。
これはそのままでも美味しい!

左のタイプの三つ星もありましたが、
中途半端なのでこの2つにしてみました。

薬用養命酒みたいな感じといえば良いのかな?
体に良さそうな味です。
紹興酒にお砂糖を入れた感じに近いかも?

中国では健康に良いと言われ、
特に女性の体調を整えるのに良いらしく、
その辺りも養命酒っぽいなと思いました。

中国で上海蟹は、
大闸蟹(大閘蟹)」と呼ばれ、
その中でも阳澄湖(陽澄湖)産が有名とのこと。

死んだら食べられない辺りも、
扱いが難しくて高級なものとなっているそうです。
(ネット聞きかじり。)

今がちょうど旬の時期で、
その時に旦那さんが出張に行き、
有名な産地まで食べに行くことになるという、
なんとも素敵な巡りあわせ。

いい夫婦の日に面白い共同作業ができました!笑