駐妻@中国青島、生活記録

2016年5月から中国は青島で生活を始めました。
一度も訪れたことがなければ、中国語に触れたことさえもなかった私。
でもまだここにいる!そんな私の生活記録的ブログです。

2017年04月

日本は今、ゴールデンウィーク真っ只中ですね。
中国もちょこっとだけ、連休です。
劳动节(労働節)という、5月1日のメーデーを祝日とした3連休。

その5月1日、結婚式に招待されました!!

旦那さんの会社関係の方の結婚式なのですが、
こちらの文化は夫婦同伴が普通のようなので私も一緒に。

欧米の映画でもあるけれど、日本と違って、
色々なイベントごとには夫婦やカップルは共に招待されるそうです。

中国の結婚式。
どんなだろう? ワクワク(☆゚∀゚)

「11:58」という中途半端な開始時間も中国的。
縁起の良い時間が設定されるそうです。(ここでは「8」でしょうね。)


初めての中国式結婚式に向けて、中国語の先生に2つ質問しました。

・服装はどうすれば良い?タブーはある?
・ご祝儀はいくら包めば良い?

服装に関しては、女性は日本とそんなに変わらないそうです。
地域よって異なるところもあるけれど、
青島では女性はワンピースを着ていれば問題ないとのこと。
ワンピース持って来ていて良かった…

ただ、「赤」はNG。
新郎新婦が最後に赤い衣装を着ることが普通だそうで、
その赤い衣装で各テーブルを回るから、赤かぶりはNG。

暗すぎる色で1色というのも良くない。
暗い色のワンピースなら、明るい色の小物をプラスして華やかさを。

「白」に関しては、日本と同じで花嫁の色だったそうですが、
最近は花嫁以外の女性も来ていることが多くなったそうです。
(でも日本人としては白を着るのははばかられるなぁ。)

男性に関しては、ネットで調べる限り、結構自由。
ネクタイは不要で、日本みたいにかっちりスーツだと「浮く」との意見も。
今回、旦那さんは、ブレザーとストライプシャツ、チノパンで行ってみます!

次はご祝儀。

日本はご祝儀袋に入れて、
内袋に住所・氏名・金額などを書いて、外袋に氏名を書きますが、
中国は「红包(紅包)」という赤い封筒にお金を入れます。
住所や金額は書かず、おめでとうの言葉と、名前を記入すれば良いそうです。

おめでとうの言葉は、
「祝新婚快乐(結婚おめでとう)」と「百年好合(末永くお幸せに)」。

「百年好合」の最初と最後の文字を取ると「百合」になるので、
百合の花も縁起の良い花とされるとのこと。飾ってあるかなぁ〜。


スーパーの文房具売り場には「红包」がいっぱい。
コンビニにも売っているそうです。
日本もご祝儀袋はコンビニに売ってるから同じですね。

さてさて、この「红包」にいくら包めば良いのでしょうか。

こちらも地方によるそうですが、
青島のある東北地方は基本的に「偶数」で「4」以外の数字が良いそうです。
最低は「200」元。

200、600、800、1,000、1,200、1,600、1,800、辺りが範囲。

仲良しのお友達だと600か800が多く、
上司だとその上くらいで、1,200か1,600が多いとのこと。

いろんなサイトを調べてみたら、2,000という数字はあまり出てきませんでした。
6や8は縁起の良い数字のようですし、多く包むなら1,600や1,800が良いかも。
(5/3追記:上司だとしても600や800くらいで丁度良いという話を聞きました。)

服装も、ご祝儀も用意できたので、明日の結婚式が楽しみです!
終わったらまたどんなだったのかレポートしますね(´∀`*)

4月。お花見のシーズン。
facebookやinstagramでは例年通り日本の桜祭り。

お酒好きな私ですが、
お花見はちゃんとお花を愛でながらゆっくりと過ごす、
団子より花なタイプです。

あ、でも、もちろん、片手にお酒を持ちたい。笑

昨年の今頃はまだ日本。
しっかり日本のお花見をしてきました。

今年は明後日日本に帰るのですが、桜はもう散っていそうな天気。
みんなのお花見便りを見ながら羨ましがっていた日々。
(天気はあんまり優れなかったようですが。)

そんな中、「青島でお花見」と言えば、中山公园(中山公園)!
桜の木がたくさんあります。
昨年中山公园に行った時にはすでに暑くなり始めた頃
春にはお花見をしに来る場所だと聞いていました。
絶対、絶対、お花見がしたいんだ!!
ということで丁度咲き頃じゃないかと昨日訪れた中山公园。

家から歩いて行ったのですが、
公園に近づくと、地铁(地下鉄)の駅から人が溢れて出ている!!
さらに近づくと、バス停が人で溢れている!!
そして「ここは竹下通りですか?」というほど歩道が人で埋まっている!!

お花見をしたいのは日本人だけじゃないのですね。
(日本人がするのを見てし始めたというのも聞いたことがあります。)

かなりの人ごみなので、行くときは心構えと気合いが必要!!

途中、露店を撤収させられたっぽいおじさんと公安の方々が通ったり、
おじちゃん、おばちゃん、若い女の子や若いカップルが髪飾りを売っていたり、
アイスを食べている人が多いなぁと思ったり、
人の多さに疲れないよう、その場を観察して楽しみながら公園へ。


入り口に着くと圧倒されるほどの人・人・人。
売店も出ています。
入り口のすぐ近くの売店では水が倍の値段で売られていました。観光価格!

桜は8分咲きから満開という感じでしょうか。
まだ風が吹くと花びらが舞うことはなかったので、今がピークかな?
私は花びらが散る中にいるのが好きなので、ちょっと惜しかったけど、
来週はもしかしたらだいぶ散ってしまっているかもしれない。


入ってすぐの噴水。
前回来た時はカラッカラで全く機能していなかったのですが、
今回は噴水の周りが水浸しになり川のように流れるほどの勢いを見せていました。
極端!!
子供達が楽しそうで何よりです。

公園の中は日本のように宴会グループがシートを広げているような景色はなく、
みんな歩いてお散歩しながら桜を見ているような感じでした。
公園の「入らないでねゾーン(テープを張ってあったり)」にガシガシ入る人々。
な〜んにも悪くない感じが、なるほど、中国。

小さな遊園地も繁盛しているようで、楽しい雰囲気満載の中山公园。
でも、日本のようにのんびりできる場所が少ないので落ち着かない!!
(ただ、酔っ払いで溢れていないのは健全な感じがしました。)

ちょっと疲れた私たちはすぐそばにある芝生が広がる公園に場所を移し、
中国人が大好きな凧揚げを愛でつつ一休みするのでありました。



本当、よく絡まないな〜というほどたくさんの凧が。
中国の道路も、よくぶつからないな〜という車の運転だけど、似てるのかな。
うまいのかな?

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